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TV-7D/Uの修理

DSC03341.jpg
2017 初仕事は、京都のお客様からお預かりしたTV-7D/Uでした。

*とりあえず、点検の設定で調べてみると:
0-ADJはできる。
BIAS 37V PLATE 147Vとほぼ正常、ところがSCREENは、何度測定しても90Vです。
もしも、R-102が切れているなら、電圧は来ないはずです。
電圧は来ているけれど、「通常の半分」ということは、一番考えられるのは整流管5Y3の不良、または、
電源トランスの不良です。
調べてみても、5Y3は58/40で良品、整流管をすべて抜いて、トランスの電圧を調べても正常。
R-130 8.5Kのスライド抵抗器のスクリーン・タップとトランス19番端子間も電圧は正常に130V出ています。

つまり、大雑把に見て、不良部品はないのに、スクリーン電圧はソケットまで来ていない。
しかし、さらに調べてみると、6L6の設定では、スクリーンに電圧は来ないが、Bレンジの6AU6ではスクリーン電圧は来ているし、6SK7でも、ちゃんとスクリーン電圧はソケットまで来ている。
ここまでは、誰でも、点検できることですが、2000年から、「看板」を上げて、真空管修理屋を始めて16年、なおせなければ、恥ですから、最後の切り札、配線図とTESTERのオーム計の出動です。

真空管試験器の電源は入れないで、
ソケットからR-102 47オームの抵抗まで導通を調べると、導通はありません。
しかし、電源からR-102までの導通はあります。
こうなると問題は、ソケットからロタリーSWあたりと検討をつけて、調べて行きました。スクリーンンは、線の色は黄色ですので、順番にいじくってゆくと、何と一本の線が半田付のところで、切れているではありませんかーー
グリッドSW4段目6番の端子とプレートSW4段目の4番端子をつないでいる黄色い線でした。
TV7DU001_2017010502452599b.jpg
原因は、これでした。一本の選が切れていたーこれだけです。なんでもないー原因ですが、ここまで来るのに、まる半日の時間がかかりました=もちろん、素人から、ここまで来るのに10年以上の経験も経てきました。

おそらく、機体をケースから出し入れするときに切れたのでしょう--
運の悪いことに、外から見てもまったくわかりません。引っ張ってみてやっとわかります。
大変根気のいる仕事ですが、このようにして系統的に、順序だって調べてゆけば、分かりにくい修理も必ずできます。
これで、やっとすべての真空管を測定できるようになりました。






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