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国洋電機・研究室用真空管試験器 VG-4G

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今回・修理を依頼されましたのは国洋電機製の真空管試験器 VG-4Gという大型の研究室用の測定器です。
米軍のTV-7やTV-2などの試験器との違いは:

1)フィラメント電圧 0.657--117V
2)プレート電圧 500Vまで可変
3)グリッド電圧   -100V-10Vまで可変
4)スクリーン電圧  500Vまで可変
5)スクリーン電流  150mA 15mA 1.5mA
6)バイアス抵抗値 50.56.60.68.100.110.150.160.180.200.220.230.250.390.680.オーム
7)VR管抵抗値   0. 2K 10.k
8)DRIVE       0-50

全て、可変ですので、どのような真空管でも測定可能です。
しかし、実用というよりも研究室用の機械であり、重さが35kGもあり、大人一人では容易に動かせないほど重く
超大型の機械です。

以前、国洋のVG-4というほぼ同名の真空管試験器の修理を依頼されたことが、ありますが、回路的にはほぼ同じような
回路ですが、この試験器の大きさと比べると1/3くらいの大きさで重さもこのように重いものではありませんでした。

この試験器が重いのは、ケースが鉄製である点、各部の部品が耐久力と、耐圧を考えて大型の重いものを使用しておるからのようです。

今回依頼されましたのは:
1)フィラメント回路に、可変抵抗器が付加されている。
2)AC入力が75vに改造されている。
3)B電源回路に、改造がなされているが、元の回路に戻してほしい。

1)
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2)
DSC03308.jpg
3)
DSC03307.jpg
DSC03313.jpg

こういったご依頼でした。

特別、難しい作業ではありませんが、真空管試験器を修理したことがない方には、骨の折れる作業であるのかも知れません。

*一応、作業に取り掛かる前に、真空管試験器として、機能しているかどうかのチェックをいたしましたところ、AC電圧を100vでは
フィラメント電圧はすべて振り切れてしまうため、スライダックで75vに下げて、フィラメント電圧を、正しい値に調整して、検査球
6L6の設定で、B+250v スクリーン250v グリッド14vで測定しますと Gm5500という値が表示されました。
HICKOK539Cの基準管ですので、PLATE150V SCREEN130V GRID14Vとは,印加電圧は違いますが、この球は基準値5375の球ですので、ほぼ同じ値ですので、たいして誤差がないようです。
昭和37年3月(1962/3)との製造年月ですので、およそ54年前の機械ですが、b+の整流回路のチョークトランスが壊れたのか
3+1Kohm(=4kohm)に置き換えていましたが、それ以外は悪い箇所はなく、正常に動いておりました。

作業は、
1)の追加された30オームの抵抗器を取り外し、
2)のトランスの配線を外し
3)の方は、使用されていない抵抗を外す」予定でしたが、1-3k オームのセメント抵抗器が接着剤で固定されていて取り外せないために、1)-2)だけの作業となりました。

1)-2)の作業の後は、AC入力100vで正常に動作するようになりました。

12.202016



 
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