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何でも「直してくれる」重根島さんを訪問する

しばらく前に、当方がTV-7D/Uをお売りしたお客様の一人に、和歌山市の隣町海南市に在住の方がおられます。
お会いした時に、オーデイオ機器の修理をしているんですと言葉少なめで、話されていましたが、先般訪問させていただいて
その技術の高さと制作や修理の範囲の広さに当方などの全く到達できないほどの力量のお方だなと感じた次第です。

1)玄関を入ると、飛び込んでくyるのは、丹念に修理されたアンチークなラジオ達です。
2)ところ狭しと積み上げられた測定器やオーデイオ機器などに目を奪われました。
3)音楽演奏もできるということで、チェンバロも1台においておられます。
4)壮観は、劇場用の大型スピーカーで、以前喫茶店を開こうと思って購入されたというシステムです。
5)氏の実力は、大型スピーカーの断線したユニットを分解して直してしまった」というほどの豪者です。
6)全国の人々が、すべてお客様という方ですが、あるお客様から依頼されたという時価2000万円という
 スイス製のPreampの修理が、500万円という見積もりであったために、氏のところに依頼が来たのだという
 お話でした。
氏のInternet Blog「重根島レストア総合病院」のURLは次の通りです。
修理依頼はBlogのコメント欄よりお願いしますとのことです。
重根島レストア総合病院=
http://happy.ap.teacup.com/shikonezima-g/2.html
では、「重根島」氏のお宅の写真集です:

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TV-2真空管試験器の修理:その実際の作業について:

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TV-2 真空管試験器の修理の要点:
4月中旬にYahoo AuctionにおいてTV-2 真空管試験器の修理の募集をかけてみたところーあるお客様から、最初に2台、そのあとさらに5台の修理を依頼されるということがありました。
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10年ほど前に、アメリカからTV-2試験器を100台輸入した時と違って、現在のTV-2にどういう機械が多いかをここに記して、皆様のご参考に供したいと存じます。

TV-7と違って、TV-2の故障でもっとも多いのが、電源トランスのリークが圧倒的に多いのです。
1) TV-2では、フィラメント/グリッド/プレート/スクリーン/シグナル/の5個のメーターで
どんな状態に、試験機があるのかが、どこに異常があるのかが分かります。

2) 例えば、昨夜修理しましたTV-2A/Uがどいう状態であったかをご紹介してみます。
a) 一応測定できるが、すべて、読みが低い。
b) BIAS Meter 50V RANGEにおいて,最大でも40Vまでしか電圧が上がらない。
c) V2 6X4を交換してみたが、変化が見られない。
d) トランスを調べてみると、BIAS電圧用の145-0-145Vの巻き線を調べてみると、
98.6V ともう一方は9.8VしかAC電圧が出ていない。
  e) 秋葉原で作ってもらった145-0-145V 25mAの小トランスで試みると正常に50V
    まで、電圧は出ました。
  f)以上の確認をして、お客さまに、これで、修理を完了するかをお尋ねすると、
    完全な修理をしてほしい」とのことであったので、さらに「修理」を続けました。
   g) このような症状の試験器を、以前東北の方(=この方も5-6台を購入されて、当方
    に依頼されましたが)グリッド電圧に異常のある機械でした。しかし、しばらくすると、ほかの巻き線の部分も電圧が出なく
    なってしまいました。
   h)この試験器も、よく耳をすませると、チリチリとジーという微音が聞こえて、やはり、トランス内部で、火花が出ていたり、リー      クしている状態があきらかでした。
    i)このままだと、早晩に「トランス」から煙が出てきそうでした。
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    j)特注して作成してもらった取り換えトランス」と交換しました。
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     取り換えには、パネルから、15本のビスを外して、シャーシーを引きはがして
     悪いトランスを取り外し、新しいトランスとつなぎなおしました。
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    k)つなぎ替えには、細心の注意が必要です。上が20本、したが15本の
      合計35本の線のつなぎ替えが必要です。
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     l)線の色と接続の端子番号を紙に記録しておくといいです。
     m)つなぎ直して、もう一度シャーシーを組み直して、動作チェックをしました。

A) POWR SWを入れます。
B) フューズが飛んだりとか、各部の電圧の異常はありませんでした。
C) 各部分は「安定」しています。
D) Biasもちゃんと50vまで電圧が出ています。
E) 測定は、標準管6v6で行います。6.3v 7253488 BIAS50vレンジ
GC plate 230V screen 225V shunt 41です。
F)Meterのうち、plate meterでfull scaleで、最大電圧が 245.6V以上には上がりま       
  ません。
 R-36(=250K)は調整してみましたが、まったく変化が見られません。
F) 整流管83を交換してみましたら、すべての問題は解決しました。
G) 250Vフルに電圧は出ます。
H) SHORT CHECK TESTも完璧にできました。
I) 最後に気になったのは、SWを入れてもパイロット・ランプが明るくつかないことです。
ネオンランプNE-51を交換したり、ソケットを磨いてもだめ、このランプの回路は簡単で、100VにR-18 180KをNE-51と並列に接続しているだけです。
実測してみると、189Kとなっていました。そのため、規定値180Kに変えてみたら
明るく点灯するようになりました。

以前ですと、このような真空管試験器は、修理不可能ということで部品取り用として、修理が放棄されたものです。
小生、ずいぶんと努力し、特注してこのトランスを制作してもらえる業者さんが見つかりました。取り換え用のトランスは、一部巻き線を強化し、bia やscreenの25mAを
100mAに強化しています。

このお客様からお預かりした5台のTV-2のうち:
A:メーターの倍率器抵抗の値の修正
B:同様
C;GT ソケットの不良
D:トランス不良
E:; トランス不良
と半数がトランス不良でした。



TV-7A/U BIAS 可変抵抗器が偽物だった。

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「矢印が偽物のBIAS POT」
TV-7のどの型のものも、Malloryで特注して製作してもらった3K ohmの可変抵抗器を使用しています。

このBIAS VRは、A型でもB型でもなくて、0-100度のTV-7の目盛りに合致するように製作した特殊なものでありますので、市販されていません。よく、アメリカから輸入されたTV-7で、本来の可変抵抗器と違うものが、使われているものがあります。
1)
最近、お客様よりお預かりしたTV-7A/Uで、メーターのSHUNTをどのように変化させても、メーター指示が少しも変化しないものがありました。 よく調べて見ると、本来の設定位置よりも、かなり下の目盛りだと、正確にシャント調整ができることが判明しました。
これは?」ということで、さらに詳しく調べてみるとR-129(=3K ohm)は、両端において3.45K ohmの抵抗値があり、正規のものではないことが判明しました。
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形状は、純正のVRと同じですが、450ohm多くなって居れば、5目盛り下で、正しい測定になるはずです。

2)もう一台お預かりしたTV-7A/Uも同じでした。
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この試験器のVRは、明らかに、市販のVRであることが明らかです。この場合にも、本来の位置では、まったくshunt調整ができず、
変な目盛りのところでないと調整ができません。

したがって、このような偽物を使用して、正確な調整ができませんので、ARIZONAのDANIEL NELSON市から、特注品を譲ってもらうより他に方法はありません。

Malloryは、往時にはHICKOKと同じOHIO 州 にあったようですが、一度倒産し、カナダのDura-Capという会社に吸収合併されて、当時のTV-7用VRの「設計図」とともに、カナダへ行っています。
この会社に特注しないと、入手できませんが、特注の単位は100個です。1個が、約¥10000です。したがって100万円の用意がないと、注文できません。

TV-7は、いわば、特殊部品の塊ですので、修理技術にプラスして、アメリカやアシアの部品を所有しているひととの交流が大切です。当方は、全てではないですが、ある程度は、取引相手の方には、お会いしたり、密に連絡を取り合って、希少な部品の入手を可能にしております。
0801/2016



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