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TV-2B/U修理記録=戦い終えて夜が明ける=

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tv2099.jpg


(電圧が正常に出るようになった)
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tv2007.jpg
(測定値は「基準管」と同じにぴったり)
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tv2010.jpg
(ケースの汚れと傷を補修して、ぴかぴかに磨いて出荷を待つTV-2B/U)

ことはじめ:
東京のお客さまよりTELがあり、ご愛用のTV2-B/Uのフューズが飛び、電気が入らないということであった。
☆)たぶん電源関係の故障であると思えたので、3個の電解コンデンサ-とQualityMeterと並列に接続されている15WV100uFの電解コンデンサーも調べたがショートはしていないし、正常であった。
そのため、電源トランスの不良ということは99%推測されました。

☆当方のTV-2真空管試験器との関わりは長く、アメリカMARYLAND州のAngela Instrumentsから、友人や大阪の会社社長さんと一緒に100台を輸入して、修理しながら日本国内に売りさばいたことがあります。
☆ところで、TV-2真空管試験器の弱点のひとつは、やはり電源トランスのうち、HIGH-POWER 高圧トランスの絶縁が不良となって、leakを起こして、使用できなくなるということであろう。友達の話では、TV-2においては、人の髪の毛よりも細い巻き線で、0.035mAのスクリーン巻き線あたりが問題であるらしい。
☆いつも依頼しているすでに40年も特注トランスを製作しているトランス屋さんのお話では、現在は4-50年まえの絶縁材とは違って格段に材質は進歩しており、また、巻き線は以前のものより規格をアップして、5Vや6.3Vの整流管用の数アンペアの巻き線以外は0.1mAと強化して製作してくれているが、これはうれしい性能アップであると思える。
☆このTV-2トランスのようなタップの多いトランスの特注を、1個単位で引き受けてくれるメーカーはいないと思う。
アメリカで探しても、だめだったし、日本でもほとんどそういうメーカーはいない。
知らない人がいないくらい有名なトランス・メーカーであるが、当方はすでに、5個を製作してもらったが、すべて良好に動作している。
☆今回、依頼された試験器のような「トランス交換」というような困難な仕事を、安価な作業料金で行ってくれる業者はいないだろうと思うが、小生はいまも、10年まえと同じでやっている。アメリカの業者などは、すでに$200以上でやっているから、小生も少し上げるべきかもしれない。
☆いつものことであるが、この種の修理は、連続して5-6時間、長い場合には8-10時間連続してやらないと、途中で中断すると、具合が悪いことが多いので、夜寝ないでやるが、やっと直ってみるとあさの5時になっているということも多い。
さて、今回の東京のお客様のTV-2B/Uの修理のプロセスを記録してみたいと思います。
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☆症状について:
SW を入れるとフューズが飛んでしまうという状態とのこと/

対応:
1)TV-2のもっとも弱いところは、高圧側トランスである。経年変化により変質。
特に、巻き線間の絶縁不良によるものが多いのである。
2)念のため、電解コンデンサー3個、およびダンプコンデンサー15WV100uF
を点検/電源関係の電解コンデンサーに異常なし、メーター回路のダンプコンデンサーは、多少リーク気味であったので交換。
3)やはり、予想通り、トランスのリークが99%推測できたので、特注トランス屋
さんに注文。機種は、TV-2B/Uであるが、トランスはTV-2A/Uと同じ規格であったので、TV-2A/U 
のトランスを発注しました。
この試験器はTV-2B/Uであるが、A/Uに継ぐ、初期のTV2B/Uであることが推測される。
4)トランスの特注品が到着、結線を間違えぬように慎重に作業し、約5時間で作業を完了。SWを入れてもFUSEが飛ばないことを確認した。
5)しかしながら、フィラメントmeter以外は、すべてのメーターが動かず=不思議。
6)6V6の設定7253488で、OCTAL SOCKETにおいて電圧測定・
電圧はプレート、スクリーンともにゼロV また整流管 83 および6X4 2本ともにフィラメントが点灯していない。
7)83のフィラメント切れていた。6X4は導通あり。
8)トランスに100Vが来ているかを点検・来ていない。
9)簡単な不具合と考えたが、回路図を見て検討する。
10)トランスの100V入力の結線をはずし、1 2いずれが悪いのか、
  通電しないで、テスターのオーム計で点検。
11)予想していたけれど、最悪の結果=プレート電圧調整用の250オームの
  大型巻線可変抵抗器の左側端子の根元で切れていた。取替え部品がないので、逆に接続をする。
  調整は逆回転、最大値はパネル側から見て、左まわしになってしまう。
12)これで、高圧トランスに電源が入るようになった。一抹の不安もあったが、
  スイッチを入れると、何の支障もなく電源が入る。
13)83は手持ちの試験器HICKOK539Cよりはずして試験。
14)FIL、BIAS、PLATE、SCREEN、SIGNAL 正常に動く。
15)6L6を測定しみると、メーターが逆ぶれする。
16)SIGNAL端子の位相の問題である。
  29---30端子を繋ぎかえる。
17)正常に動くようになる。
18)ただ読みが良すぎる」のでメーターの読みが正確かどうかを
  点検した。
19)点検結果は、申し分ない精度であった。
  BIAS50v)/PLATE(250v)/SCREEN (250v)
  誤差は0.05位であった。
20)最後に6V6標準管で点検~丁寧に検査すると80%が示され
  非常に精度が良いことが証明されました。


以上です。
Kev Tube Labo  



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