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最近経験したTV-7D/Uの故障について

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最近お客さまから依頼された米軍真空管試験器の修理記録です:
A)
1)故障の状況については=
OCTAL/GTソケットを交換したところ、どこかの配線を引っ張りすぎたのか、相互コンダクタンス測定ができなくなった」というお話です。
2)「もしかしたら、サブミニチュア管のソケットがショート」しているのかもしれない」とのお話でした。
B)
1)そのために、まず電源トランスを固定している3本のねじを外して、サブミニチュア管のソケット、それによくあるMT管ソケットの
pinが接触していないか確かめましたが、SOCKET PINが接触してショートしているという箇所はありませんでした。
いずれにしても、PINが接触していれば、TV-7のSHORT CHECK TESTにその現象が現れるはずですが、設定=HS-53468
Bレンジ BIAS=0 SHUNT=0 Filament Volatage=任意 でチェックしても、接触の現象はありませんでした。
ところが、次の検査において:
PIN4-8
PIN2-4
PIN3-4
において、NEON-LAMPは全く点灯いたしません。

なるほど4番ピンが怪しい」という判定になりました。

いつものことですが、最近のTV-7の故障は、実に難しくなりました。
アメリカ人が手放すのは、故障個所の特定が難しくなったので、手放すのです=しかも高値でです!
これまで聞いたことも/見たこともない故障を直すことは、非常に頭をつかうことであり、難しいのですが、その原因を解明できれば大変に、成就感もありうれしいことです。

さて、6L6の4番ピンが怪しいとなると、確認のために計ってみると案の定、スクリーン電圧は来ていませんでした。

2)今度は回路図の出番です。
3)TV-7の回路図を嫌う人は多いと思いますが、ロータリーSWのおばけのような回路図です。
  右から左へ HS-5/3/4/6/0/と記号を付けます・
4)つぎに:
  配線図の中央部分の電圧を供給している47オームの抵抗に注目します。
  右から左へ: グリッド プレート スクリーン への47オーム抵抗(=R-104/R-103/R-102)がありますが、今回はスクリーンの抵抗(=R-102)です。
5)3個の抵抗には、焼損とか、導通切れとかはないので、どこかの線が切れているのではと疑いましたが、目視ではわかりません。
6)スクリ-ンの電源はR-130というスライド抵抗器の先端から、押しボタンSWの3を介して、FUNCTION SWへ、そして、R-102につながっています。
7)電源からR-102まで導通があるのか/ないのか
8)真空管ソケット/PIN4からR-102までの導通があるのかを調べてみると、
9)この機械では、電源からR-102まで導通はありましたが、真空管ソケットからR-102まの導通はありませんでした。

ここまでくれば、この試験器は直ったも同様です!
ソケットPIN4から順番にテスター(=アナログがいい)でOHM計でずーと調べてゆくと
ロータリースイッチの2段目のところで配線が切れていました=しかも目視では絶対わからない状態でした。
ここで配線をつないでみるとソケットまで電気は来るようになり、SHORT TESTも正常にできました。
きっちりと半田づけして見事に修理の完了です。
まる二日間の修理作業の完了です。

これまで、幾多の困難な修理を手掛けこれで400数十台めの修理でしたが見事修理完成でした。
原因がわかれば、なんでもない1本の線が機械の出し入れの際に、金属ケースの出し入れの際に切れたのではと思われますが、
MTソケットなどのPINがタッチしたり、といった故障が多いので、金属ケースからの出し入れには注意が必要です。
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この記事は、ご自分で修理を試みられる真空管試験器の愛好家の皆様のご参考のために記載しておりますが、時間がない方や
修理を試みたが「どうしても」直らない方は、当方までご連絡ください。
Email:
cfaax409@jtw.zaq.ne.jp
pphhiil@yahoo.co.jp
Webpage:
http://kevtube.com
641-0034 和歌山市新高町6-6 KEV TUBE LABO 渋谷吉孝
Tel:073-445-7488/090-1911-7488/080-6132-7555



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Hickok真空管試験器修理受付中です。期間限定¥10000です。

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HICKOK600/800/6000/6000A 真空管試験器の修理・較正いたします。

HICKOK600/800/6000/6000Aは回路的には、HICKOKの軍用の真空管試験器TV-7/UやTV-7C/Uとほぼ同じもので、内部で使用されているロータリーSWウエハーはベーク製であり、また小型でパネル面も美麗で華やかな外観であって、一見貴婦人を思わせるような真空管試験器です。ただし、値段的には安価なものを目指していたために、固定のシャント抵抗が5-6種類備わった539C/752A/533などと同じ精度は求められませんが、40年—50年の経年変化により「良品」な真空管が「不良品」と表示されたり、Gm値が低くでたり、ソケットがゆるゆるになった故障品も多い様です。

部品交換が必要な場合には、実費が必要です。☆HICKOK600/800/6000/6000Aをお持ちのお客さまのために、整備費用を限定5名様に限り、通常作業料金¥15000を期間限定3月31日までの間に限定で、10000円にて御引き受けいたします。(=消費税はなし)

なお、ソケット・PINは、締め直し/清掃での対応ですが、特に交換をご希望の場合には、

ソケット1個あたり¥300円のソケット代金と交換作業費1個あたり¥1500(所要時間約2時間です)となります。

☆メーター交換が必要な場合:

メーター交換が必要な場合には、特注の新品メーターを米国から取り寄せとなるため約1ケ月のお時間がかかります。特に、HICKOKの民生用試験器の場合には、針の引っかかるものや、動きの悪いものは、TV-7やTV-2用の場合には、1万円以下で修理可能ですが、

HICKOK600/800/6000/6000Aの場合には、つくりが弱いのので、ほぼ修理が不可能でございます。したがって、新品の取り寄せが、一番良い選択となりますが、取り寄せ手数料を含め¥20000円前後の費用が必要となります。



☆業者価格について:

現在オーデイオ店あるいは、真空管販売を行っておられるお客様には、業者料金にて、修理および較正作業をお引き受けいたしております。詳細は、このオークションにて落札後にお問い合わせください。また一般のお客様であっても、2台以上をご依頼のお客様の場合には、2台目以後は、業者料金を適用し、普通よりもお安い料金で修理・較正に応じます。



詳細 説明:
これまで米軍TV-7、TV-2真空管試験器などを、10年間に300台以上輸入し、その間に、ほとんど不調、、または不動品を修理してまいりました。
TV-7,TV-2、Hickok6000Aなど、ほとんどの試験器を修理します。
料金は次の通りです。 ただし、修理部品の入手困難なものは、アメリカからの取り寄せに時間がかかります(=2-3週間)
通常は、7-10日で修理できます。

なお、近年、特に軍用真空管試験器は、品薄となり、優良な試験器が少なくなったせいでしょうか、修理困難なものが多くなっており、修理には時間がかかっておりますが、前回お引き受けした試験器を昨日ご返送したところです。TV-7/以外の民生用試験器は、軍用機種より時間がかかりますので、その点ご理解願います。

真空管試験器修理/較正料金

最近、真空管試験器の「較正」をして下さい」という「較正依頼」であるにもかかわらず、まったくの「不動品」や、「故障修理に7-10日間」も要する
試験器を、送付される方がおられます。もちろん、いくらでも時間をかければ、直らない機器というものはありませんが、50時間-100時間もの修理
時間を要する「修理」は、5万-6万円の「修理費用」を頂いても、とても勘定には合いません。

従って、修理なのか、較正なのか」について、次のように「区分」「区別」をしたいと存じます。

軽微な修理を含む「点検」「較正」:
現在「動作をしており、抵抗1-2本の交換で、点検・較正が 6 時間以内で可能なもの=較正基本料と部品代金の実費=
労賃=¥15000 プラス部品代金の実費

中程度の修理を含む「点検」「修理」「較正」:
現在「動作はしているが、正常な測定が出来ないもの」、6時間以上-20時間以内の修理を要するもの、あるいは、3点以上の部品交換が必要なもの
基本労賃=¥15000 プラス 1時間当たり 1000円の修理労賃 所要時間x¥1000 プラスの料金 となります。

高度な修理を要する「点検」「修理」「較正」:

現在「まったく電源が入らない、動作しない」もの、あるいは「部品とり用 OR 修理用として「安価」に購入された試験器」です。
いわば、「修理」を試みたが、「修復不能」と判断されて、オ-クションなどに「出品」されていた「程度」の悪い試験器です。
Panel外観は綺麗でも、内部が「ひどく」程度が悪い、あるいは「いじくり回されている」試験器も同様に「程度」の悪い試験器です。
基本労賃=¥15000 プラス 1時間当たり 1500円の修理労賃 所要時間x¥1500 プラスの料金 となります。
料金の「目安」は:
20-35時間 = 労賃は、30000円-40000円です。40時間-55時間= 45000円-50000円です。
なお、それ以上になると現実的ではありませんので、それ以上の対応は、ご依頼主とのご相談の上となります。

料金一覧表:



種 別

基本料金

備考

追加労賃


軽微な修理と点検・較正

¥15000

+部品代の実費

6時間以内の修理・点検・較正


中程度の点検・修理・

¥15000

+部品代の実費

+7時間-19時間の時間当たり¥1000x実時間数


高度な修理・点検・較正

¥15000

+部品代の実費

+時間当たり¥1500x実時間数







電気専門英語語い集(1)

電気英語 初心者用 語彙
電気工学の初歩ともいえる語彙ですが、普通一般の英語の意味とはまったく
違うのでここに記載したいと思います。
インターネットで分からないことがあれば、これらをキーワードとして検索すれば
たちどころに探せること請け合いです。
1 schematic schematic diagram=回路図 
2 circuit=回路
3 pot=potentiometer=可変抵抗器
4 value=値
5 voltage=電圧
6 current=電流
7 electrolytic capacitor=電解コンデンサー
8 resistor=抵抗
9 terminal=端子
10 transformer=変圧器
11 rectifier=整流器
12 calibration=較正
13 shunt=分流器
14 parallel=並列
15 series=直列
16 open=切れている/開いている
17 closed=閉じている
18 contact=接触
19 connect=接続する
20 load=負荷
21 step-up=昇圧
22 step-down=降圧
23 set-up=設定
24 glow=輝く
25 layer=層
26 layer short=レアーショート
27 basing=口金配置
28 tolerance=許容
29 diameter=直径
30 release=離す

TV-7やHICKOKのBIAS VRの修理

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真空管試験器の修理でよく見かけるのは、軍用・民生用を問わず、バイアス電圧を設定するための可変抵抗器の摩滅や焼損したものです。TV-7やHICKOKの壊れた真空管試験器を購入してきて、整流管のエミッションは測定できるのに、相互コンダクタンスのテストが出来ないのは、このあたりに故障があることが多いのです。
これは、3kオームの可変抵抗器ですので、抵抗値があえば、何でも良いじゃないかと思われます。がしかしです。
市販のVR(英語ではPOT(=POTENTIOMETER))でも動きますが、しかし、HICKOKのPOTは、PANELの目盛り版の均等な0から100までの目盛りに合致するように、巻き線の巻き方を工夫して、ある場所では密に、また別の場所では疎にと巻き方を工夫して巻いています。
古い別の壊れた試験器からこのバイアスVRを取り外して使用したり、特注の新品VRを入手すると良いのですが、古い時々接触不良を起こすものは、一度VRのカバーを取り外して、内部に付着しているごみを除去して、CLEANINGしてやると見事に復活してくれることがあります。この回復は2-3個に1個くらい直ることがあるという程度であり、すべてのバイアス/POTが直るわけではないので、ときには直るものもあるというものです。

02/10/2015
JA3KEV


アメリカの真空管試験器修理専門家訪問記

☆アメリカのロスの郊外にあるロジャー・ケネデイーを訪問した時の追憶の記録です。
この専門家の「すごいインターネット上のサイト」は、ALLTUBETESTERSというサイトがございますが、
このサイトのURLは次の通りです。
http://wwwalltubetesterscom/
☆彼とすっかり仲良くなった小生は、彼のサイトの「日本語版」を日本のサイトに作りました。
http://www.jtw.zaq.ne.jp/cfaax409/Alltubetesters.htm
そして、小生は、彼の日本代理人となっておりますので、彼が販売する真空管試験器の修理部品は、いつでもお取次ぎできます。

氏は、一昔前には、日本の企業SONYの東京の事務所に勤務したこともあり、奥さまは日本人です。
幼いころから電気に親しみ天才的な才能の持ち主です。アメリカのDISNEYLANDの音響設備は彼が設計して機器の納入をしたそうです。
彼は、恐らくは世界一の「真空管試験器の修理・補修・整備」の専門家であるといえると思います。
彼の修理ベンチは、8畳くらいの部屋でしたが、自由に動くアームに固定されたPC DISPLAYにどんな試験器の回路図でも映し出すことができるようになっていました。
img003ss.jpg
動作状態を確認できるように、すべての真空管試験器は所有しており、軍用機、研究室向き機種、民生用すべてです。
動作状態を比較して、どのような試験器の修理ができるようにとの考えです。右側の棚には、世界中の顧客から修理依頼されたHICKOK539Cが80台くらいが並んでいました。さらに圧巻は、どのような部品でもさっと取り出せるように「整然と」整理された部品を収納する透明なBOXが並んだタンスが天井までの高さで並んでいました。
さらに隣の部屋が、工作室になっていて、コイルをまいたり、穴をあけたりする工作機械や壁には、工具が美しく整理して並べられていました。
電子工作や機械修理をする人であれば、モデルにしたい部屋であり、作業の能率も大いに違うと思われます。

img004ss.jpg
いつの日か時間ができたら、彼のようなサービス・ベンチを作って仕事したいものですね!
2015/02/09
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